今日は昨日よりも暑く、夏日になりそうです。お天気が良くて気持ちいいのですが、今年の夏も暑いのかな〜と考えるとちょっとだけ憂鬱です。
今回も前回に引き続き、ひと回り成長した小6男子のお話しです。
実は、この生徒さんもついこの3月までは、毎回レッスンで泣いておりました。
なぜ泣いていたのかといえば、レッスンで自分の思い通りに弾けないから。
以前の彼は、私に体の使い方や強弱などの音楽的な指示を注意されると家で練習してきたように弾けなくなるので、「できなくなるから、嫌だ!」と言い、私に言われることは完全に無視して弾きたいように弾いていました。
それが、注意されたことを受け入れて直そうとするようになりました。そうすると弾けない、だからイライラして泣いてしまっていたのです。
彼にはいつも「楽譜をしっかりと理解して、それを表現しようとしているのか、書かれている音をただ弾いているだけなのかは、聞く人が聞けば全部わかっちゃうよ。だから、楽譜に書かれていることをしっかり理解して、それを表現に繋げられるような練習にしようよ。」と言い続けました。
そのことがやっと理解できたようで、この4月からは、レッスンだけでなくお家での練習にも熱が入っているようです。やっとこの年になって、いろいろなことを学んでもらえる態勢になりました!まずは、今までずっとサボってきたテクニックを重点的に学んでもらおうと思っています。
ここまで来れば、もう大丈夫!自分からどんどんいろんなことを吸収して、自分らしい演奏を目指してくれるといいなと思っています。
タグ:生徒さんの成長
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