2020年02月20日

語学学習の一方法

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

コロナウィルス感染者拡大、経済低迷など、これから日本はどうなるのか、不安ばかりが募ります。
激動の明治維新の精神を余すところなく感じることができる「学問のすすめ」を読んで、なぜ学問が必要なのかを理解し、国民全員で日本の将来を一緒に考えて行きましょう!

それはさておき、今日はフランス語の勉強法のひとつを提案しようと思います。

入門・初級の文法や語彙などの基礎力を蓄えた学習者で、さらに楽しみながらフランス語学習を続けていく方法のひとつに「フランス語を使って好きなことを学ぶ」というものがあります。

フランス語を習おうと思ったきっかけは、フランスやフランス語圏の何かに興味を持ったからという方が大部分だと思います。フランス語の響きに魅了されたという場合の他にも、料理やお菓子、ワインやチーズ、モード、建築、歴史、映画、音楽など、フランスの魅力は尽きません。

フランス語というものを学問的に研究するということ以外には、言葉は何かを実現するためのスキルだという認識を私自身は持っています。例えば、言葉を習得して「他国の人とビジネスをする」、「留学して本場フランスで自分の専門分野に磨きをかける」、「翻訳ではなく原語で小説を読む」、「他の文化圏の人々の考え方を理解する」などです。

フランス語のスキル習得のみを目指すのではなく、関心のある分野について読んだり、聞いたり、書いたりしながら、最終的にフランス語の力がついている、というこの方法は、語学習得の方法としてとても理に適っていると思います。

スポーツが好きであれば、フランスの新聞のスポーツ欄で好きなスポーツや選手の情報を仕入れる。料理が好きであれば、料理のレシピをインターネットで検索して実際に作ってみる。今は動画もたくさんありますので、耳で聞きながら手順を確認することもできますね。時事問題であれば、パンデミックになりつつあるコロナウィルスについて、フランスではどのように報道されているのか、調べてみる。討論番組やルポルタージュが動画でアップされていますので、どんどん活用してください!

問題集の問題を解くことが語学学習であるかのような認識をお持ちの方がいて、上記のような勉強法を進めても一向に興味を示さないことが、実はかなり多いです。異文化理解という観点からも、また自分の好きな分野に磨きをかけるという点からも、是非、内容に重点を置いた勉強法を試してみてください。
タグ:勉強法
posted by マカロン at 17:03| Comment(0) | フランス語

2020年02月18日

文法習得の重要性

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は、外国語学習の際に文法を習得するということの重要性について、私自身が考えていることを簡単に書きます。

文法は訳読と並んで、外国学習の教育現場においては、外国語が使えるようにならない元凶のように扱われているという現状があります。「文法なんてやるから話せるようにならない」という主張も聞かれますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

公教育の英語教育の例を見てみると、オーラル・コミュニケーションが重視されるようになった1990年代以降、文法の基礎力は軽視され続けています。現在もその状況は変わっていません。その影響を受けて、大学では、高等教育に耐えられるだけの基礎的な英語の語彙力や文法力が不足している学生の存在が問題視されています。

文法を知らなくても、単語を並べれば通じるから、文法なんて必要ないと豪語する輩もいないわけではありませんが、単語の羅列では、旅行や買い物をする程度の簡単なコミュニケーションが関の山でしょう。

自分の考えを述べたり、議論や交渉の中で自分の話を有利に進めていくなど、複雑なコミュニケーションが必要な場面では、文法というルールを用いて文章を構築していく能力が欠けていればまともな会話は成り立ちません。

また、書いたもの(原稿など)は、単語の単なる羅列やスペルの間違いが視覚的に瞬時にわかってしまいます。この時、相手にどのような印象を与えるかご存知でしょうか?会話のときには、最悪、単語の羅列になってしまったり、発音が変だとしても許されますが、書いたものに間違いがあると、残念ながら「教養のない人」という印象だけが残ります。

少しでも尊敬される外国語を話せるように、日々、文法も学んでくださいね。ただ、実際の会話の段階になったら、外国人なので完璧には話せないということを前提に、文法や発音の間違いを恐れずに話してください!
タグ:勉強法
posted by マカロン at 15:02| Comment(0) | フランス語

2020年02月11日

スモールステップ法

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

スモールステップ法をご存知でしょうか? 
スモールステップ法とは、最終目標までの行程を細分化して、小さな目標を達成する経験を積み重ねながら、少しずつ着々と最終目標に近づいていくこと、と定義されています。

具体的には、まず最終目標を設定する、次にその最終目標を達成しなければいけない(あるいは達成したい)期間を決め、その期間で達成する内容を小分けにしていく(=細分化)。あとは計画に沿って、少しずつ進めていき、最終目標を達成するための方法です。一見簡単そうですが、これができていれば、誰もが目標全てを達成できているはずです。でも実際には、計画だけは立てたものの、モチベーションが維持出来ず、行動が伴わないということが往々にしてあるのではないでしょうか。

スモールステップ法では、モチベーションを維持するために次の2点が重要になってきます。
1)達成できそうな課題から取り組み始めること
2)課題を達成したという成功体験を得ること

スモールステップ法の取り組み方
先ほど説明したように、設定した最終目標達成までにやるべきことを、最小単位(1ステップ)に区切っていきます。このときに大事なのは、1ステップを「ラクに楽しくこなせるレベル・分量」にすることです。時間にして5〜30分程度でこなせる程度の分量が負担にならないのではないでしょうか。時間や体力に余裕があれば2ステップ行えば良いので、欲張らずに自分にとっての最小単位を上手に見つけてください。そして、この最小単位を1つずつ順番にこなしていきます。1ステップ終えた時に、何かご褒美があれば、モチベーション維持に大きく役立つでしょう。

難易度の低い課題を少しずつクリアして、徐々に高い目標へと進んでいくスモールステップ法は、成長過程にある子どもの教育現場での指導に最もよく合った手法だと言われていますので、私も子供たちのピアノのレッスンで応用しています。

子供のピアノレッスンでは、1セクションにつき1つだけ課題を出すようにしています。それがクリアできたら、次のレッスンでは別の課題を出します。この段階を数回行って、最終的に曲の仕上げまでもって行きます。

学齢期前の子供の場合は、自分のできないことに挑戦しようという気持ちがまだ十分に育っていないことが多いので、スモールステップ法を使って指導にあたることで、無理のある課題にチャレンジする感覚を抱かせることがなく、子供も先生もイライラしたりせずに楽しく成長していけるのではないでしょうか。

学齢期に入ったら、徐々に今の自分を少しでも超えられるようなチャレンジ課題を出します。その際に、なぜ今これをやらなければいけないのか、きちんと説明して子供たちが納得して課題に取り組めるようにしています。

多くのピアノ教室が、曲の仕上げが終わるとシールをもらったり、皆勤賞を出したり、様々なご褒美を機会があるごとに取り入れています。私の教室でもご褒美を一応は取り入れているのですが、子供たちはすぐに必要なくなります。合格の◎をもらうだけで十分満足なようです。課題を達成したということだけで満足なのでしょうね。

おうちで子供に勉強させたりする際にも役に立つと思いますので、みなさんもこの方法をいろいろとアレンジして試してみてください。
posted by マカロン at 18:15| Comment(0) | ピアノ