今日もまたお天気が悪く肌寒いですね。今年はなんだか夏らしさも秋らしさもおかしな感じです。夏は早い時期に急にやって来て、あれっと思ううちに終わってしまい、気持ちの良い秋もないまま冬に突入してしまったみたいです。
ところで、ピアノのレッスンに子供だけで通わせて良いか、親が同伴した方が良いのかという質問を受けることがあります。賛否両論あるとは思いますが、私の教室では、親御さんと子供さんとの話し合いで決めていただいています。
ご家庭での練習に親御さんのサポートがあった方がスムーズに進むことも多いのですが、共働きの家庭で平日レッスンを希望の場合、付き添いは無理でしょう。また子供の性格にも拠りますが、ご家庭での練習に親が介入しすぎることで、ピアノが親子バトルの原因になってしまうこともあります。
私の教室の生徒さんたちの大体の傾向を見てみると、男女で違いがあるように思います。これもあくまでの個人の見解ですし、個人差の範囲かもしれませんが、、、
男の子の場合は、親のレッスン同伴に関しては、あまり何とも思っていないようですが、お母さんが付き添いの時には、なぜかテンションがマックスになり、大声を出したり、走り回ったり、どうでもいい冗談を連発してお母さんを困らせています。子供自身は、お母さんを喜ばせたい一心でやっているようなのですが、お母さんは「もう止めて!」とか「いい加減にして!」と言いながら渋い顔をしています。こんな男の子たちですが、お父さんが付き添いの時には、話もせず、淡々とレッスンを受け、さっさと帰っていきます。この違いはなんなのでしょうね!!!
女の子は、小学生になると親同伴のレッスンを嫌がることが多いです。その理由をこっそり生徒さんたちに聞くと、先生と自由におしゃべりできない、帰宅後にレッスン内容やレッスン態度に関しての小言が始まるのが嫌、というのが理由のようです。
ある女の子の生徒さんの例ですが、お母さんが強引にレッスン室に入ってくるご家庭がありました。このお母さんは、娘さんに「こっちを向かないで!」と言われ、その後、椅子を窓際まで持って行き、椅子を窓の方に向けて座り、窓の外を見ながら音だけを聞いていました(笑)。
この傾向が本当に男女差なのか、単なる個人差なのかはわかりませんが、興味深いなあと思って、子供たちを観察しています。
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