2021年11月22日

中性代名詞Yの省略

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

レッスンをしていると、度々、生徒さんたちから面白い質問が出ます。これらをブログをご覧の皆さんと共有できたら良いのでは!と思い、「フランス語豆知識」のタグを作ってみました。

文法の一般的な規則から外れる例外的用法は、初級レベルだとわからないことが多々あります。是非、これからのフランス語学習にご活用ください。

では、本題に入りましょう!

今日は、場所を指す「中性代名詞 y 」についてです。

まずは、場所を表す中性代名詞 y の復習から始めましょう!
例えば、
Je vais à l'école. という文章の場合、à l'écoleの部分を「そこに」という意味を持つ「 y 」 が受け、動詞の前に置かれ、 J'y vaisとなります。

ですが、例外があります。allerの1人称単純未来形の時のみ、この「 y 」は省略されます。

現在形:J’y vais.
近接未来: Je vais y aller.
複合過去形: J’y suis allé(e).
半過去形:J’y allais.
大過去形:J’y étais allé(é).
単純未来形:J'irai.

となり、単純未来形の時だけ、J’iraiと中性代名詞 y が省略されます。
例外なので覚えるしかありません。辞書にも記載されていますので、確認してみてください。
posted by マカロン at 09:18| Comment(0) | フランス語

2021年11月10日

泣き虫君、汚名返上!!

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

小学2年生の泣き虫の男の子。この1ヶ月、全く泣いていません。奇跡と言っても過言ではありません。

しかし、これには理由があります。泣きながら努力したことがやっと実ったのです。この1ヶ月、今まで出来なかったことが、急に全て出来るようになりました。本当に頑張りました。

子供たちの様子を見ていると、誰しも必ず壁にぶつかります。でも、努力を重ねることで、急に全てが解決することがあります。

よく言われることですが、上達の仕方というのは、上り坂のように常に一定の間隔で上り続けるのではなく、階段のように少し停滞した後、急に段階を飛び越えます。

ですから、子供たちが壁にぶつかった時には、「根気よく練習することが大切だよ。そうすれば、急にできるようになる時が来るからね」と、励ましています。

この言葉の意味がわかるのは、実際にこの経験をした子供たちです。ピアノのレッスンを通して、努力することの大切さとそれを達成した時の清々しい感覚を体験してもらえるといいですね。
posted by マカロン at 10:57| ピアノ

2021年11月02日

環境の重要性

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

現在、自宅改装中のため、ピアノのレッスンを出張で行っています。生徒さんたちのお宅を実際に回ってみて思ったことが一つあるのですが、それは環境の重要性です。お家の周りの環境という意味ではありません。

子供たちがピアノという楽器に向き合えるかどうかは、ピアノが置かれている場所(部屋)やピアノの周辺が整っているかどうかに大きく左右されるような気がします。

親が、口が酸っぱくなる程「練習しなさい!!」と言っても、子供がその気にならなければ、子供にとってピアノは、親からの小言の種になる存在になってしまいます。

家の間取りや部屋数、部屋の大きさなど様々な事情があると思いますが、できる限り、子供がピアノの練習に向かいやすいように、環境を整えてあげることが、親子バトルを極力回避するための一番の方法ではないかなと思ったりしました。

おそらく、このことは普段の勉強や生活習慣などにも通じるのではないでしょうか。「〜しなさい」というのを回避するために、親側が黙って環境を整える方が、消耗するエネルギーも少なくて済むような気がします。
posted by マカロン at 09:59| ピアノ