レッスンをしていると、度々、生徒さんたちから面白い質問が出ます。これらをブログをご覧の皆さんと共有できたら良いのでは!と思い、「フランス語豆知識」のタグを作ってみました。
文法の一般的な規則から外れる例外的用法は、初級レベルだとわからないことが多々あります。是非、これからのフランス語学習にご活用ください。
では、本題に入りましょう!
今日は、場所を指す「中性代名詞 y 」についてです。
まずは、場所を表す中性代名詞 y の復習から始めましょう!
例えば、
Je vais à l'école. という文章の場合、à l'écoleの部分を「そこに」という意味を持つ「 y 」 が受け、動詞の前に置かれ、 J'y vaisとなります。
ですが、例外があります。allerの1人称単純未来形の時のみ、この「 y 」は省略されます。
現在形:J’y vais.
近接未来: Je vais y aller.
複合過去形: J’y suis allé(e).
半過去形:J’y allais.
大過去形:J’y étais allé(é).
単純未来形:J'irai.
となり、単純未来形の時だけ、J’iraiと中性代名詞 y が省略されます。
例外なので覚えるしかありません。辞書にも記載されていますので、確認してみてください。
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