2022年06月18日

2022年7月のテーマ:ヨーロッパの自転車事情

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

梅雨に入り、もやもやとした天気が続いていますが、この後に訪れる夏は猛暑ということで、暑さに弱い私としては、これからのことを考えると、もう本当に毎日が憂鬱です。それでも、レッスンは淡々と続いています。先日、2人の生徒さんがDELFを受験しました。結果はともあれ、上達が目に見えてわかるのか、勉強のモチベーションも上がっております。このような生徒さんから、私も次のレッスンのための元気を頂いています!

ここ半年程は生徒さん一人一人のやりたいことが異なっていたので、テーマを絞らず、各生徒さんの希望に沿ってレッスンをしていたのですが、皆さん一通りやりたいことをやり終えたようで、最近は私が選んだテーマでのレッスンを再開しました。

今月は「ヨーロッパの自転車事情」について、それぞれのレベルに合わせてレッスンをしています。コロナ対策や昨今の環境問題を踏まえ、ヨーロッパの若者が自動車ではなく自転車での移動を選択しています。東京でも同じような状況が一時期、見られましたが、ヨーロッパにおける現状がどのようなものかを映像と音声のみで理解してもらうことを目標にしています。

どうしても文字での理解が優位になりがちなので、理解を助けるための映像付きで、テキストは見ずに、まずは音声での理解を優先しています。最後に一応テキストで内容を再確認しますが、それは本当に最後です。

その後は内容を理解したか確認するために、口頭での質疑応答をします。この練習では、質問の聞き取りと発話の訓練をします。外国を習得するときに、実際に学んだフレーズを使って、実在する人間と話をするということが非常に大切になります。フレーズを一人で口頭で練習するのも大切ですが、実際の意思疎通というプロセスを経ることで、定着率が大幅に上がります。

一通り内容を理解したら、締めとして各自意見を述べてもらいます。このレッスンで勉強した語彙やすでに習得している語彙を用いて、自分の意見を述べる練習は、総合的なアウトプットという点で、外国語を習得する上で特に効果の高いものだと思います。最後に発言内容を書いてもらってスペル等を確認しておしまいです。

このような勉強法は独学では少し難しいのかな?と思いますが、一緒に勉強しているお友達などと協力して挑戦してみると良いのではないでしょうか。是非、お試しください!!!
posted by マカロン at 14:06| フランス語

2022年06月15日

子供は成長と共に変わります

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

梅雨に入りじめじめで、ピアノの調子も悪くなりがちですが、当方いつもと変わらずレッスンを続けています。
私のところにピアノを習いに来ている生徒さんたちは練習が嫌いです。お家での練習が好きだという生徒さんには、まだ一度も会ったことがありません。親から「ピアノ練習しなさい!」と言われ、嫌々ピアノに向かうか、ひどい場合にはケンカになり、それが毎日続くことになります。

でも、親御さんにお願いなのですが、すぐにピアノを止めるという決断はしないで欲しいと思っています。親が上手に子供をいなしながら毎日の練習の習慣付けをして、子供の成長を待って欲しいと思います。

子供がピアノはもう見たくもないという場合は致し方ありませんが、大体の場合は、まだ反復練習や出来ない部分を練習して克服するということに耐えられるほどの心の成長が伴っていないことが多いのです。出来ることは喜んでやるけれども、出来ないことはしないというのが、幼さというものでしょう。なので、幼いうちは万能感を育てるために、出来ることだけさせるということを否定するつもりはありません。

ですが、ピアノは「できない箇所をお家で練習してきてね」と言われて帰されます。その後、家に帰ってから次のレッスンまでの1週間、出来ない自分を見つめて、自分一人でコツコツ練習しなければいけないのですが、小さいうちは「努力しよう」とはなかなかならないものです。

とはいうものの、それも成長と共に変わります。小学2年生半ばくらいまでは出来ない箇所が出てくると泣いてレッスンにならなかった子も、現在では何回か練習すれば出来るようになることがわかり、克服する楽しさも同時に見つけられるようになっています。それでも、家でコツコツと一人で練習するのは大変で、練習不足の時は自信なさげにレッスンにやってきますが、レッスンの終わりには楽譜に大きく「かんぺき!」と書いて、なんとか来週までには出来るようにして来ようと自分に言い聞かせているのを見ると「成長したな〜」と感慨深です。

早急に結果を求めがちな世の中ですが、長い目で子供たちの成長を見守っていきたいですね。
posted by マカロン at 13:58| ピアノ

2022年06月06日

要約の方法の一提案

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

少し前に、フランス語の勉強の一環として要約をしてみよう!という話しをしましたが、要約の練習の一つとして、インタビュー記事を使うという方法も試してみる価値はあります。

方法は、まずジャーナリストの質問に対する答えを要約します。もし余力があれば、ジャーナリストの質問を見ずにインタビュー内容だけを要約して、その後にジャーナリストが何を質問していたのかを当てます。

仏検2級の問題集(準2級だったかな?)に、これとほぼ同じ内容の問題があります。ジャーナリストの質問内容を選択するのですが、こちらはマークシートのため、あらかじめ答えが用意されているので、まずはこの問題で練習してみるのも良いでしょう。

外国語の上達には繰り返し触れること、それ以外の道はありません。いろいろなことを試していくうちに、自分にとっての良いの方法が少しずつ見つかってくると思います。諦めずに続けることも大切です。「必ず上達する!」と自分を信じて前進あるのみ!頑張って下さい!
タグ:勉強法
posted by マカロン at 19:53| フランス語