7月のテーマはヨーロッパの自転車事情でしたが、生徒さんたちと学んだことをシェアしましょう!
まずは、語彙Vocabulaires から。大切なのは、この4つくらいでしょうか。
une vérolution 自転車革命(révolution革命とvélo自転車を掛け合わせて作られた造語)
une piste cyclable 自転車専用レーン
un système du partage de vélo 自転車シェアリングシステム
des recharges pour vélos électriques 電動アシスト自転車充電装置
ヨーロッパ全体の傾向として、自転車販売台数が自動車販売台数を上回っています。イタリアでは自動車140万台に対し自転車160万台、スペインでも自動車70万台に対し自転車78万台が販売されました(2012年の話ですが、、、)。ヨーロッパでも特にアムステルダムが自転車先進国として紹介されていますが、他の国々でも、自転車者リングのシステムが導入され、自動車専用レーンの整備計画が着々と準備されています。その中でもミラノやパリ、チューリッヒの自転車シャアリング、ロンドンやマドリッドの自転車レーン建設計画(現在は建設は終了)などが紹介されていました。
マドリッドの自転車専用レーンについては、こちらを参考にしてみてください。https://www.komoot.fr/guide/1773905/itineraires-et-pistes-cyclables-a-area-metropolitana-de-madrid
ロンドンに関しては、こちらをご参照ください!https://www.escapadesalondres.com/pages/une-fois-sur-place-1/les-moyens-de-deplacement/carte-plan-des-pistes-cyclables-de-londres-1.html
授業の内容とは関係ないのですが、夫が留学していたデンマークも自転車先進国で、毎日の通勤ラッシュ時間は、自動車も多くなりますが、自転車レーンの混雑ぶりが凄まじく、なかなか見応えのある光景です。男性も女性もヘルメットをかぶり、一定のスピードの流れで走っています。この流れに乗らないと危ないのは、自動車と同じですね。歩行者として自転車レーンを横断するときには、細心の注意が必要です。のたのた歩いていると怒鳴られます!
今回は、フランス語の授業だったので、ヨーロッパの事情が中心でしたが、自転車シェアリングのシステムが導入されている国の上位は、中国、アメリカに次いで、日本が第3位につけているとのこと。
とはいうものの、日本の場合は、自転車道の整備がすすんでおらず、自転車が安心して走れる環境にあるとは言い難いのが実情です。私自身が自転車乗りなので、現在の道路事情では、自転車に乗りたいという気持ちが生まれてこないのは確かです。シェアリングシステムを導入することも大切ですが、もっと使い易いように道路の整備と自転車の置き場所(なぜかコンビニなんですよね)を考えてもらえたらなあと思っています。東京都では、自転車道の整備拡張計画があるそうです。東京都内はそれほど大きくないので、自転車での移動はとても便利です。観光客だけでなく、ぜひ都内在住の方にも使い易いシステムにして頂いて、自動車の排気ガス排出量が少しでも減らせれて、公共交通機関の満員状態が回避できると良いですね。
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