発表会が終わってから、早いもので10日が経過しました。お家で一人での練習できない子が多く、今回は発表会に辿り着くまでとても大変な思いをしました。やはりご家庭の協力がなしでは、子供たちをある程度のレベルにまで引き上げるのは難しいなと思いました。
ピアノという習い事の最大の特徴として、お家での練習がありますが、レッスン以外の場所では、私は生徒さんたちのお手伝いをすることができません。レッスン中に一人一人に、おうちでの練習の大切さを話してはみるものの、私一人の努力では限界があります。
子供たちもレッスン中は「おうちできちんと練習しなくちゃ!」と思い、帰宅するのですが、家に帰ればやることは他にもあり、レッスン中の決心もどこかに飛んでいってしまいます。特に小学校低学年までは、時間の感覚もあまりないため、余程のことがない限り、発表会1週間前でものんきなものです。
とはいうものの、小学校高学年の子供たちは、小さい頃からそれなりの練習をしてきた子供たちに限定すれば、最終的にはとても良く仕上がっていたと思います。当人たちは間違ったところや飛ばしてしまったところなどを気にしているようですが、本番特有の緊張感もあり合格点だったと思います。こういう子供たちばかりであれば、発表会へ向けたレッスンのやりがいもひとしおなのでしょうね。
次回はいつになるかわかりませんが、子供たちの練習への取り組み方を観察して、今後どうするか考えようと思っているところです。
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