2023年01月25日

1回のレッスン時間は?

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

厳しい寒波に見舞われて、日本中どこも寒いみたいですが、こちら横浜も寒いです。でも、風は冷たいけれども、天気は良く、散歩すると身体も温まり、気持ち良いです!

ところで、前回の記事で、私の教室では小学校低学年から45分レッスンだという話を書きましたが、今回はその続きとしてその理由について触れようと思います。

小学校低学年の生徒さんのレッスン時間は30分というお教室もあると思いますが、幼い故に、まだ集中力が続かないというのが大方の理由ではないかと思います。

私のところに通っている生徒さんたちも、小学校低学年のうちは、集中力が続く子は滅多にいません。年齢と共に変わっていきますが、10歳くらいまではあちらこちらに注意が散ってしまう子がほとんどです。

それでも45分にする理由は単純で、せめて45分ないとやるべきことができないからです。

例えば、教室に入ってからピアノを弾く態勢になるまで、あるいは集中するまでにとても時間のかかる子。隙あらば好きな曲を好きなように弾きたい子。ピアノが上手く弾けるかどうか心配で、気持ちを落ち着けるために歩き回ったり、靴下を脱いだり履いたりする子。ピアノの中が気になって仕方がない子。日によって気分にムラがある子、、、

こういうことも許容しつつ、練習してきた曲を弾いてもらって、リズム練習や音当てをやり、宿題の曲の譜読みやおうちでの練習方法も説明すると、最低でも45分は必要です。保護者の方がレッスンに同伴できなくて、お家での練習も十分には見てあげられない場合は、これらのことをきっちりとレッスンで見てあげないと、お家での練習はままならないですし、長いスパンで見れば体系的に学ぶことができず、後々、私も生徒さんも困ることになります。

小学校中学年になれば、ほとんどのお子さんは落ち着いてきますし、私のレッスンの進め方にも慣れてきますので、徐々にスムーズにレッスンが進むようになり、45分のレッスンはあっという間に終わってしまいます。高学年になると1時間のレッスンでも足りなくなります。

いつもながら思うのですが、成長するってスゴいことですね。
posted by マカロン at 17:02| Comment(0) | ピアノ