2023年02月21日

お知らせ(フランス語)

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は少し寒く、日本海側は雪が降っているようですね。この寒さもここ数日が最後となりそうです。
花粉も飛び始めて、花粉症の方には辛い季節ですが、これから本格的に春がやってきます。大倉山の梅林公園も、桜の見頃の季節となりました。今週末は観梅会です!

今日は、フランス語レッスンのお知らせです。

毎週木曜日の9時〜15時、横浜駅構内のカフェで対面の出張レッスンをしています。オンラインレッスンが苦手な方、大倉山まで通うのが難しいけれども横浜駅までだったら通うのが可能な方は、カフェでのレッスンを試してみてはいかがでしょうか。

カフェでのレッスンでは、音声や映像を使ったレッスンは思うようにはできないのですが、文法習得や講読はできますし、オーラルのレッスンも問題ありません。美味しいコーヒーを飲みながら、ゆったりした気分でフランス語を勉強してみませんか?

ご興味のある方、不明な点や詳細をお聞きになりたい方は、是非info@studio-jul.comまでご連絡ください。
posted by マカロン at 12:51| Comment(0) | お知らせ

2023年02月10日

フランスの声楽曲愛好者を増やしたい

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は朝から雪が散らついています。空もどんよりと暗く、気温も最高2℃と寒いです。どうせ降るなら、もっと盛大に降って欲しいな〜と思うのは、私だけでしょうか。

ところで、声楽の生徒さんと、新年明けてすぐに、今年勉強する曲を決めました。曲決めは本当に楽しい時間ですね。

生徒さん本人から、以前から歌ってみたいと思っていた曲や挑戦してみたい曲を聞いて、私からもいろいろ提案をします。案が出尽くしたところで、コンクールやコンサートの予定と合わせて最終的な選曲しています。

今年は、フランスものに挑戦しようと思ってくれる生徒さんがいて、やっとここまできたか!と、嬉しく思っています。ベルリオーズ『夏の夜』全曲に挑戦してくれるそうです!

日本人が一般的に触れるフランス語の曲には、近現代が多く含まれます。フランス語の曲は、イタリア語やドイツ語と比べて発音が難しい(らしい)上に、近現代の曲は譜読みが厄介なので、声楽を学びたい方からは技術的あるいは音楽的理由で敬遠されます。ドイツやイタリアにはない響きで「美しいのに〜」と思うのですが、器楽と違って歌詞があるので、フランス語を習っていない場合、確かに容易ではないとは思います。

フランス歌曲を習いたいです!とやってくる生徒さんでも、フォーレやドビュッシーの初期の歌曲とラヴェルくらいで、いっぱい一杯だったりします。もっともっとフランス歌曲を広めたいと思いながらも、人の好みはいろいろなので、閉じたサークルで聞かれるだけなのが残念ですね。

声楽の生徒さんは20〜30代の方が多く、将来が楽しみな伸び盛りです!今年も楽しんで音楽しましょう!私も頑張ります!
posted by マカロン at 09:49| Comment(0) | 声楽

2023年02月07日

ウサギとカメ

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

ここ数日、少し春らしい陽気になってきています。近所の梅も咲き始めて、とても良い香りを放っております。

ところで、ウサギとカメのお話、知らない人はいないと思います。そこから得られる教訓は、ウサギ側から見れば「自信過剰に物事に取り組むことで得られるはずの結果が得られなくなる」ということ、カメ側から見れば「能力が多少劣っていても、余所見をせずにコツコツと努力することで目標に到達できる」ということだと思います。

私も音大生時代に、先生から「才能のある子に限って練習しないのよね〜」とか、「あの子も真面目に練習すれば、良いとこ行けるのにね」などという言葉を聞いていましたし、ウサギとカメの話の意味も十分に頭では理解していました。

でも、教える仕事についたことで、実感として理解する場面に多く出くわすこととなりました。

小さい頃は、不器用でなかなか先に進まないし、飲み込みも遅く、普通よりも4倍も5倍も練習してやっと人並みという子でも、その努力を5〜6年も続けると、センスはあるけれども実直に音楽と向き合う術を身に着けられずに来てしまった子(ウサギさん)をぐんぐんと抜いていきます。

カメくんは、人一倍練習するうちに先生の助言の真意を理解できるので、最終的に説得力のある演奏することができるようになります。そういう子供の姿を見ると、本当に涙が出るくらい嬉しいです。

真面目にコツコツ続けた先には、ピアノの上達だけでなく、とても高い自己肯定感という副産物をも得ることができます。このことは、今後歩んでゆく長い人生に大きく影響してくるのは間違いないでしょう。むしろ、こちらの方が大事なことなのではないでしょうか。


posted by マカロン at 08:22| Comment(0) | ピアノ