2023年09月15日

練習は嫌い。でも長く続ければ上手になるの?

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。


日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は随分と涼しくなり、そろそろ秋なのかな?と思う時期になりました。「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったものですね。

さて、夏休みが明けてからそろそろ1ヶ月近く経ちますが、子供たちもやっと日常に戻ってきました。練習が嫌いな子は相変わらず全然練習をせずにレッスンにやってきますが、日頃から練習の習慣がついている子たちは、とても良いペースでレッスンが進み始めています。

ところで、お家で練習しなくても、ピアノは上手になるのか?という標題の問題ですが、結論からいえば、レッスンを止めずに通い続けることで、みんなそれなりに上達はしていきます。「遅々とした歩みで」ですが、、、

練習して来ない子供たちには、口を酸っぱくして「先生があなたの代わりにピアノの練習をすることはできないよ。」とか、「こんなペースでは、何年もやった末に、たいして何も出来ずに止めていく事になるから」とか言ってはみるのですが、当人たちはどこ吹く風で、本当に練習をしてきません。

でも、レッスンに通うことを止めずに続けることで、何年か後には、練習の大切さがわかる日がやってくることもあります。止めてしまったら、それこそそこで全てが終わりです。

大学生や社会人になった生徒さんたちが話してくれるのですが、「やめずに続けたことで今の自分がある」のだそうです。一生の友としての音楽を見つけたのですね。

練習したくなくてレッスンに通うのを止めようと思った時、止めずに良かったと思うと同時に、続けさせてくれたご両親にも感謝しているそうです。

昨今の風潮なのかもしれませんが、子供が練習をしないことで、保護者さまの方がイライラを募らせ、結果が出ないからと半年も経たずに止めさせてしまう親御さんに出会うことが増えました。

ピアノや楽器のレッスンは個人レッスンが基本のため、経済的な負担が大きく、保護者の立場に立てば、私も子を持つ親としてその気持ちは十分に理解できます。でも10年くらいは続けてみないと、それなりの結果は見えないのが普通ではないかと思うので、子供がレッスンに通うことを拒否するまでは、ぜひ続けさせてあげていただきたいと思っております。
posted by マカロン at 15:08| Comment(0) | ピアノ

2023年09月03日

「年金改革」の理解に役立つ語彙

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

すっかり遅くなってしまいましたが、6〜7月のテーマ「年金改革」で見た語彙を簡単に見ていきましょう!テクニカルな語彙が多く、ほとんどの生徒さんにとって、少し難易度が高かったようです。

l’âge légal de départ en retraite 年金(支給)開始年齢
              →字義通りに訳すと「年金開始の法律上の年齢」

le système de retraite par répartition 賦課方式年金制度

le taux plein 満額 

「年金の満額」には、3通りの言い方があります。
1)「une retraite à taux plein」これが一番シンプルですね。

2)減額なしの年金の満額 l’intégralité de la pension sans décote.

3)年金最高額 Le montant maximum de la pension

la cotisation 保険料

une décote 減額 ⇔ une surcote 増額
日本同様、フランスでも年金保険料を収めた額や受給開始年齢によって、受給できる額に違いが出ます。

このような専門的な用語は、辞書を引いてもなかなか意味が掴めないのですが、日本でも保険や社会保障の話は、用語が難しいですよね。これもすべて「慣れ」なので、新聞などを読んで慣れておくと良いと思います。
今回のフランスの年金改革について、簡単に説明されている動画がありましたので、URLをご紹介して、今日のブログを締めさせていただきます!では、また次回!
https://www.youtube.com/watch?v=Gs9IOhGu0Fk
posted by マカロン at 14:14| Comment(0) | 日記