2023年12月31日

1年を振り返って(2023年)

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

いよいよ今日は大晦日です!明日から令和6年です。気がつけば、令和ももう5年が過ぎようとしています。

皆さんにとって今年はどのような年でしたでしょうか?良かった事、楽しかった事、いろいろあったと思います。ということで、今年を振り返ってみようと思います。

今年はいろいろ新しい事が舞い込んできて、充実した1年でした。新しい事に挑戦することが多かったので、一日一日はとても長く感じられたのですが、年の瀬に入ってから、改めて1年を振り返ると、あっという間の一年だったなあと感じます。

私のところに通ってくれている子供たちも、この1年、大きく成長しました。
なかなかおうちでの練習の習慣が身に付かない子供たちもいますが、そういう子供たちも、レッスン中に一生懸命学び、できることもどんどん増えています。一度練習方法を覚えると、レッスン中に自分で部分練習をし始める子もいます。

できる事が増えていくことで、おうちでの練習も、少しずつ一人でできるようになるのではないか、と一縷の望みを抱きつつ、毎週のレッスンを大切にしてきました。

とはいうものの、あるレベルを超えた子供たちは、おうちでの練習がままならないと、どうしても先に進めなくなってしまいます。なので、そのレベルに達する頃には、おうちでの地道な練習が身に付いているのが理想ですね。

毎年、少数の生徒さんの入れ替えがあるのですが、私のところに通って来る子供たちは、男の子ばかりだからか、とにかく個性が強く、毎回、私の忍耐力が試されます。子供たちに教える仕事をするようになってからは、本当に忍耐強くなったと自分でも感心するほどです。また新しい生徒さんが入ってきてくれたら、私はもっと忍耐強くなるのでしょうね。

声楽やフランス語は、大人の方のレッスンをしていますので、お仕事や他の勉強との兼ね合いで、なかなか思うようには進まないものだなあと、私自身は思ったりしますが、生徒さんたちは、レッスンを楽しみにしていて下さるようなので、それで良しとします。来年も、生徒さんたちが楽しんで臨めるようなレッスンをしていきたいと思っています。

反省点は、ブログをあまり更新できなかったことです。書き物の仕事が多く、ブログを書く力が残っていないというのでしょうか、、、それと、子供たちが成長して、あまり突拍子もないことをしなくなったというのもあります。来年は、子供たちの様子など、もっと更新回数が増やせるといいなあと思っています。

それでは、良いお年をお迎えください。それから、来年もどうぞよろしくお願いします。

posted by マカロン at 11:00| Comment(0) | 日記

2023年12月18日

コンクールに審査員として参加しました

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

先日、初めてコンクールの審査員(声楽部門、一般女子の部)を依頼され、参加してきました。大学や大学院を卒業した後の幅広い年齢の方が参加されており、審査をしていた私も、頑張れなければ!と刺激を受けました。

最終選考だったので、順位を付けなければいけなかったのですが、少し変わった審査方法を取っているコンクールで、審査員同士の熱い議論もなく、これはこれで合理的な方法だなと思いながら、審査を終えました。審査員の間で、それほど点数にばらつきもなく、妥当な結果になったと思います。

主催者の話だと、私が参加した部は、今回はレベルがあまり高くなかったようです。私も同じ意見を持ちましたが、それでも、技術的にもほぼ完璧で、なかなか素敵な演奏をしてくれる歌手の方もいました。

特に強く感じたのは、聴いている人をいかに説得できるか、というのが一番大切だなということです。人を説得するには、揺るぎない完璧な技術が土台にあった上で、選択した曲が声と技量にあっているかどうか、様式に沿った歌い方をしているか、曲の分析や解釈の妥当性、それに裏打ちされた構成力など、総合的な力を身につける必要があるということです。

声楽はどうしても、声を出すことに力点を置きがちになりますが、知的な演奏を目指して、総合的な読譜力を身につけで欲しいと思います。もちろん、正しい発声が基礎になければいけません。

声楽を勉強している生徒さんたちは、これからもさらに上を目指して、頑張って下さいね!
posted by マカロン at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年12月03日

エッセイの執筆

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

先日、エッセイ執筆の依頼があり、最近読んだ著作についての感想を書きました。読んだ本は『Marie-Antoinette et la musique マリー・アントワネットと音楽』というタイトルの400頁以上の大作で、マリー・アントワネットが関わったであろう音楽にまつわる諸々について、網羅的に扱ったものです。

エッセイでは書きたいことがたくさんあり、制限字数に収めるのは本当に大変な作業でしたが、削って削ってなんとか指定の字数に収めることができました。12月末に発行されますので、またHPやこのブログで皆様にシェアしたいと思っています。

先月から面白い仕事がいろいろと舞い込んできており、ブログの更新が滞っていますが、子供たちのピアノのレッスンも、声楽のレッスンも、フランス語のレッスンも、翻訳もつつがなく進んでおります。

今年もそろそろ終わろうとしていますが、来年に向けて、すでに新たな挑戦が始まっています。年内に終わらせる仕事を早めに終わらせて、残り少ない2023年を有意義に過ごしたいですね。

来年4月に発表会を催すことが決まったので、教え子たちの成長を楽しみに、彼らそれぞれの顔を思い浮かべながら、曲決めを楽しんでいるところです。
posted by マカロン at 14:21| Comment(0) | 日記