2019年12月27日

テクニックを徹底的にできるまでこだわらなくても大丈夫

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。ブログをご覧頂きありがとうございます。今日は、子供のレッスンで気をつけていることについて書きたいと思います。

とても可愛らしいけれど、だんだんと自己主張が強くなってきたHちゃん。お話大好きで、レッスン中も少し弾くとすぐおしゃべり。でも本当にかわいいんです!

彼女には前回のレッスンから、曲の合格を自分自身で決めてもらうことにしました。Hちゃんは自分の意見をはっきり言い、やりたくないことはやらない子なので、もうその曲に飽きてしまえば早く先に進もうとするし、まだ続けたいときは「もっとやる!」と言うので、そういう子の場合は、合格も自分で決めるのが良いと思っています。

飽きてしまっている曲を延々と続けても、それ以上の成長は見込めませんよね。あと一歩なんだけれども、そこそこのところでも一旦おしまいにして、同じ課題は、もう少し時間が経ってから、違う曲で克服を試みるというのも悪くはないと思います。他のことをやっているうちに、以前できていなかったところをすんなりと克服していることがあります。

何かができる時というのは、その前にぜんぜん成長しない段階があり、その後気がついたらできるようになっているということがあり、階段状に成長していくことは、多くの先生方や保護者の方も気づいていることと思います。

何をするにも「納得して自分で決める」というのがやる気につながっていくと思っていますので、できないことに延々とこだわって子供たちのやる気を削ぐのではなく、子供たちのやる気を削がないようなレッスンを心掛けています。
posted by マカロン at 18:04| Comment(0) | ピアノ
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