2020年01月04日

多読学習のすすめ

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。ブログをご覧頂きありがとうございます。三が日も明け、年末年始の9連休も残すところ2日となりました。今日、フランス語のレッスンで仕事始めでしたが、明日はピアノの生徒さんとその保護者の方との親睦会兼新年会です!

さて、今日の話題は、フランス語の勉強法の一つ、多読学習について簡単にまとめてみようと思います。

多読学習は、初級の文法を一通りマスターし、さらに語彙も増えてきて、これからどんな勉強をしたらブラッシュアップできるのか、思案中の方にお薦めの学習方法です。

多読学習のメリットは、内容全体の要点を掴む力を養える点でしょう。多読学習のプロセスを通して、様々な単語の意味や正しい用法を、フランス語のまま意識せずに覚えていくことができるようになります。

多読学習の方法は、ジャンルを問わずに、ある程度まとまった文章を辞書なしで読むだけです。けれども、学習者のレベルに合わせた文章でなければ学習効果は上がりません。学習者のレベル毎に使用される単語や文法に制限がありますので、どのような物を読んだら良いかということは指導者と相談してみると良いでしょう。

多読学習を続けていくことで、初めて目にする単語や熟語が出てきたとしても、前後のコンテクストから大体の意味を推察できるようになります。日本語の文章を読んでいても同じことが起きますね。また、書き手の意図や感情を汲み取る理解力も向上していきます。

読むことにプラスして、要点を最後にまとめるという一手間を加えることで、さらにブラッシュアップすることができます。そのときに気をつけていただきたいのは、文章中にある単語を一切使わずに簡潔にまとめるという訓練するということです。この方法は、フランス語の運用力を高めるため、フランスの国語の授業でも行われています。語彙力強化にもなりますし、フランス語らしい表現のための必須項目です。私も大学に入る前のフランス語の授業でたくさんやらされました!

フランス語には同義語がたくさんあり、同じ語を繰り返し使わずに、同じ意味を持つ異なる単語や言葉に置き換えます。その理由は、文章を書く際に、フランス語では同じ単語を何度も使うことを嫌うからです。

日本語は同じ単語を繰り返し用いて意味を強化していくことを好みますが、ここがフランス人の思考回路と日本人の異なる部分と言えるでしょう。外国語を勉強するということは、このような考え方の違いを学び、受け入れていくという作業も含んでいます。異文化理解という枠においても、外国語学習というのは大切です。日本では外国語教育というと英語学習のことであり、英語に偏りすぎていることは異文化理解という観点からは、かなり特殊な状況なのではないかと思います。

それはともかくとして、フランス語に限らず、あらゆる言語習得に役立つ方法ですので、興味のある方は是非試してみてください。
posted by マカロン at 16:02| Comment(0) | フランス語
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