2020年10月31日

外国語習得に王道なし

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

10月最後のブログ記事になりました。明日から11月。早いもので、ブログ開始からそろそろ1年が経とうとしています。これからも、ぼちぼちとですが書き溜めていきたいと思います。では、今日の記事を始めましょう!

語学習得にも脳科学の知見が応用されて久しいのですが、「これさえやれば、誰でも英語ぺらぺら」という勉強法はないというお話をしようと思います。
がっかりされた方もいらっしゃるかもしれませんが、変な教材や無意味な勉強をしないためにも、ぜひとも上手に脳科学の知見を語学学習に取り入れてください。

まず、脳科学の見地から、外国語を習得する際に必要となる4要素があります。それは、

1.定期的に使うこと

2.その語学習得のための目標を設定して、プロジェクトを加えること(例えば、劇を上演する、弁論大会をする、旅行に行くなど)

3.本物の教材にアクセスすること。つまり映像や音声資料には、その言語が使われている実際の状況由来のものを使用すること。(例えば、ラジオ放送やテレビ番組、映画、インタビューなど)

4.他の人(学習者や指導者、あるいはネイティヴなど)との交流の中で使うこと、つまり実際の状況に合わせた言葉による交流を行うこと

つまり、語学学習では、定期的な学習と学習時間、実践の量が重要な鍵を握っています。ある程度の学習時間が絶対に必要だし、数多くの実践がなければ使えるようになりません。また、出来る限り多くの人と学習言語を使って交流することも重要です。

つまり、語学習得を順調に進めるには、定期的に学習に時間を割いて、様々な人と交流することが望ましいということです。

語学学習の際に気をつけた方が良いことがあります。それは、脳が語学学習をスムーズに始められるよう、まず最初に「これから語学の勉強を始めるよ〜」と脳に指令を送ってあげてください。そうすると、漫然と学習を始めるよりも、脳が能率的に語学学習のために動いてくれるそうです。

語学習得に苦労されているみなさん、ぜひ地道に勉強を続けてください。いつかその苦労が報われるときがやってきます。陰ながら、みなさんの語学学習を応援しています!
タグ:勉強法
posted by マカロン at 16:55| フランス語