昨日は「新規生徒募集」と宣伝をしましたので、今日はその話題を引き継いで、体験レッスンについて書いていこうかなと思います。
ピアノのレッスンを始めようとする際、多くの生徒さんが体験レッスンを受けることになります。私のところでも、もちろん体験レッスンを行っています。
体験レッスンで、保護者さんは何を重視しているでしょうか。信用できそうな先生か、子供との相性はどうかというような人間性の部分、あるいは子供を有名なピアニストにしてくれそうな先生かというような技術的な部分など、重要な部分は人によって異なると思います。
もちろん先生の側も、体験レッスンで何を重視するかは人によって様々です。
優秀な生徒を育てようと考えている先生は、子供が椅子に座っていられるか、先生のお話を聞いて理解できるか、先生の指示通りに動けるかなど、今後、ピアノのレッスンをスムーズに進めて行けるような生徒さんを先生側が選ぶ時間になります。幼いお子さんによっては「まだピアノを始めるには早すぎます」と断られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような教室では、当然のごとく、優秀な生徒さんが大多数で、習い始めから音楽家を目指してピアノを習わせる保護者さんも多いでしょう。
ですが、地元の子供たちを対象とする多くのピアノ教室では、音楽を楽しめる人を育てるということが前提となっています。そのような教室の体験レッスンでは、レッスンをお断りされることはまずないと思います。
私の場合は、体験レッスンでの保護者と生徒さんから受ける第一印象を大切にしています。私の話が聞けるかどうかは、大事と言えば大事なのですが、成長と共に解決する問題ですし、椅子に5分と座っていられないというのも、幼児であれば普通なので、これも成長と共に解決していく問題でしょう。障害を持っている場合は、多少違ってくるとは思いますが、、、
では、私が何を最重要視しているかと言えば、保護者がピアノという習い事に理解があるか、私とのコミュニケーションがスムーズにできるかという点です。というのも、子供のレッスン場合は、どうしても保護者を介することが多くなります。
今までの経験から、私を見下していた保護者さんや子供のお稽古に全く興味を示さない保護者さんの子供さんたちのレッスンは、うまく回らないということがわかっています。子供にとっては、何かと苦労を強いられることの多い習い事ですので、苦労の末の喜びを感じさせてあげられるよう子供のサポートができるか方かどうか、保護者さんの人柄を重視しています。
中学生以上の生徒さんの場合は、少々ことなります。生徒さん本人と私との相性や生徒さん側が求めているものと私が出来ることが一致しているかなどが、今後レッスンを続けて行く際、お互いに重要になってくることなのではないかと思っています。
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