受験シーズン真っ只中ですが、今年の冬は厳しいのでは?と予感させる冬の始まりでしたが、年が明けてもまだ雪の心配はないようですね。受験生の皆さんは、体調崩さず頑張って下さい!
ところで、ピアノ教師仲間に聞かれることの多い質問に、年間のレッスン回数をどうしているかというものがあります。お子さんにピアノを習わせようとお考えの保護者さん方にとっても、ピアノ教室を選ぶ際の大切な基準なのではないでしょうか。
私の教室では、ピアノのレッスン回数を、小学生の間は週4回・年48回としています。年単位でみると、少し多めの印象ではないでしょうか。
レッスン回数が多い理由は、単純明快。小学校低学年・中学年の間は、とにかく学ばなければならないことが多いのですが、年齢的に集中力やキャパシティーの問題があるので、短い時間で回数を多くする方が、子供にとっても負担が少ないと思うからです。1年生以降、レッスンは1回45分ですが、テクニックをしっかり見て、ソルフェージュなどの譜読みを強化するための学習などをすると、あっと言う間に時間が来てしまいます。
ただ、中学生や小学校高学年になると、他の習い事や塾との掛け持ちで忙しくなりので、月3回や2回にという希望があれば、生徒さんの希望に沿ってレッスン回数を減らしています。
また、小学生になっても45分のレッスンに耐えられない子もいますので、その際は30分にするなど柔軟に対応しています。
このように1年間のレッスン回数は多いのですが、その代わり、生徒さん都合でお休みする場合は、理由の如何に関わらず、振替はなしです。もちろん、私の都合でお休みする場合は、振替のレッスンをします。
なぜ、理由の如何に関わらず振替をしないかというと、すでに週4回のレッスンをしているため、私のスケジュールに余裕がなく、振替に充てる時間を組み込むのが難しいからです。いつでも振替してもらえるから、ピアノ以外のことを優先してピアノのレッスンを簡単にお休みしてしまう方が増えると、私の時間が蝕まれていくのは自明の理ですね。
レッスン回数やレッスン時間については、各教室で異なります。先生それぞれに考え方が違うので、疑問があれば、質問されると良いと思います。
小学校低学年のレッスン時間が45分というのは長いのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、なぜ45分なのかという点については、次回以降にお話できればと思います。
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