2023年05月18日

発表会の意義

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

6月10日の発表会まで、1ヶ月を切りました。子供たちはそれぞれのペースで、本番に向けて練習に取り組んでいます。

ところで、発表会を行うことには賛否両論ありますが、私個人としては、どちらでも構わないと思います。要望があればやりましょう!というスタンスです。

まだ生徒が3人しかいなかった頃、保護者さまから発表会開催の要望がありました。でもその当時の生徒さんは誰一人発表会を希望していなかったので、発表会を行っていませんでした。やはり発表会を開くには、子供たち自身がそれを望み、それに向かうだけの熱意がなければ、開く意味はないと思っています。

とはいえ、発表会での演奏は、生徒さんにとって成長する絶好のチャンスでもあります。自分の演奏に責任を持ち、それを大勢の人に聞いてもらう経験は、成長過程にある子供たちにとって、大きな自信へと繋がる経験だと思います。なので、やるからには、生徒さん一人一人が真摯に取り組むべきものだと思っています。

もちろん、練習不足のまま、発表会の日を迎えてしまう生徒さんもいます。でも、私はその生徒さんたちも全員、舞台に立たせます。準備不足で本番を迎えてしまったことで、子供たちはそれなりに自分で今後どうすべきかを考えます。この失敗した経験を、次回の発表会やその他の活動に活かしていければ、それはもう十分、発表会の役目を果たしているのではないでしょうか。

最近の私の生徒さんたちの傾向を見てみると、発表会に出たくないという子の方が多い印象です。以前は、発表会がないとやる気が出ない、という生徒さんの方が多かったのですが、これは時代の風潮ゆえなのでしょうか?
posted by マカロン at 04:50| Comment(0) | ピアノ
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