あけましておめでとうございます。
皆様にとって、今年も良い年でありますようお祈り申し上げます。
ところで昨年は、皆さんにとってどのような1年でしたでしょうか?
私の1年を振り返ると、実りと喜び共に多い1年でした。
生徒さんの一人が、コンクールの全国大会に出ることができました。惜しくも入賞は叶わなかったのですが、仕事が忙しい中、精神的・肉体的にもギリギリの状態で、本当に頑張ったと思います。彼女の健闘を讃えたいと思います。でも、どうぞ無理はせずに。
また、もう一つ別のコンクールでファイナルに残った生徒さんもいます。彼女も学業との両立が大変そうで、一度は音楽を止めることにしたようですが、ファイナに残ったので、もう少し頑張ってみることにしたようです。このコンクールが終わったら、学業に専念すると決めて頑張っています。
他の生徒さんたちも、どんどん成長しています。詳しい話はまた次の機会に譲るとして、自分が現役だった頃とは違い、後進の成長を見ることが大きな喜びになりました。
昨年末にひとりで昨年の振り返りをしましたが、毎日の生徒さんたちとのレッスンを通して感慨深いことが多くありました。その過程で、今年の目標が自然と決まっていきました。
ということで、今年の抱負の発表です!それは、「真に音楽を理解できるアマチュア音楽家を育てること」とします!
もちろんプロフェッショナルを目指す生徒さんを育てることも大きな喜びだろうとは思います。でも、音楽を学ぶことが技術習得一辺倒では、音楽の本当の面白さを学んだことにはならないと思うのです。練習をして来ない子供たちと毎日接していく中で、最近、特にそう思うようになりました。
作曲家は理論に基づき作曲していますが、それは時代の流れに沿って、各国の文化的・政治的状況などとも相まって、様々な形に変化していきます。古いものを排除することなく、さらに新しい時代の空気を感じ取り、作曲家は新しい手法を試しながら、自分の作品を創作しています。
だから演奏する側は、文化的な背景も勘案しつつ、音楽の様式変遷も同時に考え、作曲家の意図を尊重しつつ、そこに解釈を加え、最終的に自分にしかできない音楽を奏でなければいけません。これは決して職業演奏家だけに求められるものではないと思います。
ですが、ここまで辿り着ける生徒さんは、ごくごく一握りです。ほとんどが小学校低学年までで音楽を止めてしまうのですが、中学生・高校生と成長するごとに、どんどん音楽の面白さが理解できるようになります。ですから、小さいうちからピアノを弾くという行為のみに重きを置くのではなく、様々な角度から音楽を見るレッスンができればいいなと思っています。
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