台風が続き、お天気がグズついています。気温も急降下で、体調崩されている方、多いと思います。
寒暖差の激しい時期ですので、体調管理には気をつけたいですね。
ところで、このところ、中学生以上の子供たちからよく聞くのですが、「やりたいことがない」という言葉。
何を意味しているのでしょう?
「将来の夢がない」ということなのか、それとも「将来どんな仕事に就きたいか、わからない」ということなのか。
私のところに通っている生徒さんたちを見ている限りでは、小学生の頃にはやりたいことがたくさんあって、いつも目をキラキラと輝かせていました。でも中学生になって、急に「勉強、勉強」と言われだすと途端に、「やりたいことがない、、、」となっているように見受けられます。
ただただ鳥を観察するのが大好きだった子で、自転車でいろいろなところに一人で出かけて行っては、鳥に関する新聞を定期的に書いて見せてくていた子も、絵を描くことが大好きで描いた絵を喜んで見せていてくれた子も、中学生になると定期テストや高校受験に向けて勉強に励むことになります。ある意味、評価の大半が「成績」になります。
中学生になり「受験」という目標を目の前に吊るされ、何はともあれ、勉強をやらなければいけない。内申点を気にしながらテストの点数に一喜一憂することになります。とりあえず、やりたいことを封印して勉強をします。ここに部活が加わると、時間が全然足りません。
そうすると、勉強の合間に見るSNSやYoutubeなどが唯一の気晴らしになっている子もいて、自分が今一番簡単に楽しめることが、動画視聴だったりするので、「今、やりたいことって何?」と聞くと、「Netflixで映画を見ること」とか「Youtubeの動画を見ること」とか、「友達とおしゃべりすること」とか、単なる気晴らしのための娯楽を挙げます。
それは、本当にやりたいことではないのでは?とも思うのですが、自分の時間を十分に割くことができないので、隙間時間で楽しめることとなると、こういうものになるのでしょうね。
それにもかかわらず、大人は子供に向かって「夢を持て!」と言います。
大学受験や就職活動などを見据えた勉強など、目の前にやらなければいけないことを提示しながら、子供に「夢を持つこと」も強いています。
高校生の生徒さんが、それを「ユメハラ」と言っていました。つまり、強迫観念のように捉えているということですよね。
本当は色々やりたいことがあっても、大人の思惑を理解しているのでしょうか?世の中の一般的な幸せ、つまり偏差値の高い高校・大学へと進み、一流と言われている企業に就職する。その後は、結婚をして、子供を持ち、マイホームを持つ、、、望み出したらキリがありませんね。
何が幸せかは、人によって全然異なります。超有名私立大学(もちろん高校も名門です)を卒業して、超一流と言われる企業に就職したものの、現在は小さな問屋に転職し重要な仕事を任されつつ、週末には自分が今までやれなかった趣味の世界をとことん追求しています。転職してからの方が、むしろイキイキしています。
まだまだ自分探し真っ只中の中学生や高校生。いろんなことに挑戦して自分なりの道を探してほしいと思います。
勉強も大事ですが、自分の全てを犠牲にしてまでやらなくてはいけないことなのでしょうか、、、
私にはよくわかりません。
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