2023年05月24日

6月10日の発表会(2023年)

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

前回の昨年の10月の発表会から7ヶ月程が過ぎ、次の発表会が近づいてきました。生徒さん全員が、自分のペースで発表会に向けて練習に励んでいます。これを機会に、大きく成長している生徒さんもいます。

今回は、ほぼ全員が余裕を持って発表会に臨めそうです!教える側としても、生徒を急かすことなくレッスンができるので、発表会まで心穏やかに過ごせます。今回はとても望ましいペースで進んでいると言ってもいいでしょう!

今回の発表会は、バイオリン2名、ファゴット1名の方に応援をお願いして、ヘンデルのトリオ・ソナタを演奏する運びとなりました!挑戦する生徒さんは2名です。先日1回目の合わせをしたのですが、アンサンブルの楽しさを少し感じてもらえたようです。

主となるバイオリン奏者を邪魔せず、通奏低音を一緒に演奏するファゴット奏者と息を合わせて、本番では観客も楽しませてくれることを期待しています。

子供たちが心から楽しみにしている打ち上げも、久々に予定しています。子供たちに「発表会やるよ〜!」と告示すると、まず返って来る言葉が「打ち上げはどこでやるの?」なのです!

大人にとっては、演奏会の後のお酒はたまらなく美味しいのですが、子供たちにとっても、発表会の後の打ち上げは、練習の励みになっているようですね。

posted by マカロン at 17:06| Comment(0) | ピアノ

2023年05月18日

発表会の意義

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

6月10日の発表会まで、1ヶ月を切りました。子供たちはそれぞれのペースで、本番に向けて練習に取り組んでいます。

ところで、発表会を行うことには賛否両論ありますが、私個人としては、どちらでも構わないと思います。要望があればやりましょう!というスタンスです。

まだ生徒が3人しかいなかった頃、保護者さまから発表会開催の要望がありました。でもその当時の生徒さんは誰一人発表会を希望していなかったので、発表会を行っていませんでした。やはり発表会を開くには、子供たち自身がそれを望み、それに向かうだけの熱意がなければ、開く意味はないと思っています。

とはいえ、発表会での演奏は、生徒さんにとって成長する絶好のチャンスでもあります。自分の演奏に責任を持ち、それを大勢の人に聞いてもらう経験は、成長過程にある子供たちにとって、大きな自信へと繋がる経験だと思います。なので、やるからには、生徒さん一人一人が真摯に取り組むべきものだと思っています。

もちろん、練習不足のまま、発表会の日を迎えてしまう生徒さんもいます。でも、私はその生徒さんたちも全員、舞台に立たせます。準備不足で本番を迎えてしまったことで、子供たちはそれなりに自分で今後どうすべきかを考えます。この失敗した経験を、次回の発表会やその他の活動に活かしていければ、それはもう十分、発表会の役目を果たしているのではないでしょうか。

最近の私の生徒さんたちの傾向を見てみると、発表会に出たくないという子の方が多い印象です。以前は、発表会がないとやる気が出ない、という生徒さんの方が多かったのですが、これは時代の風潮ゆえなのでしょうか?
posted by マカロン at 04:50| Comment(0) | ピアノ

2023年04月24日

たかが挨拶、されど挨拶

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

最近いろいろと忙しく、随分と長いことブログの更新が止まってしまっておりましたが、また徒然なるままに書いていこうと思います。

私の教室にピアノを習いに来ている子供たちは男の子が大半なのですが、最近、ピアノを教えることよりも、挨拶のこと、先生を含めた大人とのコミュニケーションの取り方、字を丁寧に書くこと、靴を揃えて脱ぐことなど、これからの社会で必要になることをお話することの方が多くなっています。

そのように変化してきたのには理由があります。謙虚な態度で、他人を尊重することを学ばせたいという思いから始まりましたが、最終的に、ピアノを上達させるには必須のことだと気付いたからです。日本の武道は「礼に始まり礼に終わる」が徹底されており、日本人にとって根源的な態度なのではないかと思っています。教えてもらう側と教える側との関係、師と弟子の関係が、それなりの形になっていなければ、学ぶことも学ばせることもできないと思います。

幼稚園・保育園、学校や学童、チームスポーツなど、子供同士が中心の団体での活動では見えにくいので、親も見逃しているのですが、ピアノのレッスンだと先生と一対一のため、礼儀作法が全く出来ていないことに、保護者自身が気付き、愕然とすることが多々あります。

私に月謝袋を投げつける、気に入らないことがあると私の顔につばを吐きかける、あまりにも態度が悪いので注意すると「お金払ってる」と口答え、などなど数えあげればいろいろありますね。信じられないかもしれませんが、時々起こることです。

小さいうちは、自分のことしか考えられないのが普通で、自分本位な行動をとりますが、あまりにも酷い場合は、強く叱ります。ほとんどの子供が泣きますが、それだけのことをしたのだと反省してもらいます。

このような子供たちですが、成長するにつれて、こちらの言っていることも理解できるようになり、小学校高学年になれば、こちらを不快にするような行動はほぼ見られなくなります。ここまで続けられた子供たちは、それなりにピアノも上達しています。

子供たちとの信頼関係を築きつつ、教育の力を信じて気長に接していますが、一部、神経発達症(発達障害と言われているものです)かな?と思われる生徒さんもいます。でもあまり区別せずに接するようにしています。

たかが挨拶、されど挨拶ですね。
posted by マカロン at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ