2021年08月20日

個人レッスンのメリット(2)

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

コロナ・ワクチンの2回目の接種を終えたのですが、副反応が重く辛い思いをしましたが、今日から少しずつ動き始めています。39度の熱を出すのも久しぶりですが、そもそもこの5年以上、風邪をひくこともなかったので、健康であることが、いかに幸せかを実感しました。まだ頭痛が残っており、頭もぼーっとしていますが、活動開始です!

フランス語の生徒さんで面白い方がいます。もうかれこれ1年以上、私のレッスンを受けてくださっているのですが、50代の女性で整形外科のお医者さんです。

どんなレッスンかというと、毎回、ものすごい量の質問をしてきます。フランス人の先生の会話のレッスンも受けているのですが、その授業がオンラインのグループレッスンのため、質問がしづらいそうで、その授業や自分で勉強していてわからなかったところを質問してくれます。

長年フランス語を勉強していると、「こういうもんだ」と思って疑問にも思わなくなってしまっていることを質問されます。かと思えば、かなり高度な内容も質問されるので、本当に毎回、自分の知識量が試されます。

自分でどんどん勉強してきてくださるので、こちらからいろいろな提案をしなくても良いという意味で、とても楽な生徒さんです。生徒さんにとっても要望に沿ったレッスンが受けられるという意味では、個人レッスンのメリットを活かしていると言えるのではないでしょうか。
posted by マカロン at 10:25| フランス語

2021年08月15日

8月も少子化がテーマです。

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

フランス語の中級者の7〜9月のテーマは少子化の問題です。このテーマ、奥が深すぎて、なかなか終わりません!

フランスは、先進国の中では比較的少子化対策がうまく行っている方で、大きな人口減少という局面には立っていないものの、それでも6年連続出生率が下がっており、2020年の出生率は、1945年以来、最低の水準となりました。

少子化は、あらゆる先進国に当てはまる現象でもあり、少子化傾向にある全ての国に当てはまる根本的な理由があると思います。その根本的な理由に各国固有の理由も加わります。

7〜8月は主にその理由を調べつつ、語彙や表現を増やしています。子育て世帯への家族手当減額などの経済的側面や女性のキャリア形成の問題、あるいは妊娠中絶が合法化されたことなどの歴史的な経緯も参照しつつ、フランスの現状を探っています。

最終的には、少子化についての独自の意見を形成することができ、それを論理的に説明できることを目指していますが、少子化の問題は非常に多面的な問題を含んでいて、それについて話すには、様々な分野に対する広い視野が不可欠です。グローバル化した今日、日本人として日本の状況をフランス語で伝えられるようになるのも、国際人として大切な役割ではないでしょうか。

フランス語の資格試験にDELF/DALFがありますが、B1以上になると、様々なテーマに関して、自分の立場を表明し、それに対する独自の意見を述べなければなりません。そのための語彙強化と様々な言い回しを勉強する必要がありますが、外国語で自分の考えを他の人に説明できるようになると、外国人とのコミュニケーションがスムーズなるので、さらなるモチベーションに繋がっていきます。

確かに外国語の習得は大変なことも多いですが、外国語を勉強されている方々の地道な努力のお手伝いができれば、と思い、日々教えています。
posted by マカロン at 20:53| フランス語

2021年07月16日

7月のテーマ(少子化)

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

中級や上級の生徒さんたちとは、月毎に(時には2〜3ヶ月かけて)1つのテーマを決めて、それについてフランス語で話し合いをしています。最終的にはそのテーマについて、フランス語で自分の意見をまとめてもらいます。

7月は「少子化」について、フランス語で話をしています。先進国と言われている国では少子化が進んでいます。比較的少子化対策が功を奏していると言われているフランスですが、実際にはここ数年少子化が加速しています。実際にどの程度減っているのか、その傾向や原因について、フランスの新聞や統計、専門家などの話を読んだり聞いたりしながら、最終的に日本の状況にも目を向けてもらい、自分の意見を形作っていく作業をします。

日本人は概して、「自分の意見を言いましょう!」と言われても、自分の意見よりもニュースで触れられている内容や一般的に言われていることなどを話してしまいます。でも、それは決して自分の意見ではないため、フランス人には、「一般論はいいから自分の意見を早く話して!」と思うのです。

ouiかnonで答えられる質問には、まずouiかnonをはっきりと言ってから、その理由を述べます。日本人は、どうしても断定を避けるためouiもnonも言わずに話し始めます。生徒さんたちには毎回「oui ou non ?」と訊ねることも忘れません。

それ以外の質問にも、「私の意見では、、、」と立場を明確にして答えましょう。ある意味「私の個人的な意見では」と言った後は、何を言っても構わないくらいのつもりで話して大丈夫です。あなたの意見に反対するとしても、あなたの意見を否定したりしません。

日本人同士では断定は避けた方が無難ですが、話す相手が変われば自分の論法も変えなければいけません。外国語教育者には、さらに進むグローバル化に伴って、異文化コミュニケーション教育の一端を担うことが増々求められるのではないでしょうか。
posted by マカロン at 10:41| フランス語