2023年02月10日

フランスの声楽曲愛好者を増やしたい

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は朝から雪が散らついています。空もどんよりと暗く、気温も最高2℃と寒いです。どうせ降るなら、もっと盛大に降って欲しいな〜と思うのは、私だけでしょうか。

ところで、声楽の生徒さんと、新年明けてすぐに、今年勉強する曲を決めました。曲決めは本当に楽しい時間ですね。

生徒さん本人から、以前から歌ってみたいと思っていた曲や挑戦してみたい曲を聞いて、私からもいろいろ提案をします。案が出尽くしたところで、コンクールやコンサートの予定と合わせて最終的な選曲しています。

今年は、フランスものに挑戦しようと思ってくれる生徒さんがいて、やっとここまできたか!と、嬉しく思っています。ベルリオーズ『夏の夜』全曲に挑戦してくれるそうです!

日本人が一般的に触れるフランス語の曲には、近現代が多く含まれます。フランス語の曲は、イタリア語やドイツ語と比べて発音が難しい(らしい)上に、近現代の曲は譜読みが厄介なので、声楽を学びたい方からは技術的あるいは音楽的理由で敬遠されます。ドイツやイタリアにはない響きで「美しいのに〜」と思うのですが、器楽と違って歌詞があるので、フランス語を習っていない場合、確かに容易ではないとは思います。

フランス歌曲を習いたいです!とやってくる生徒さんでも、フォーレやドビュッシーの初期の歌曲とラヴェルくらいで、いっぱい一杯だったりします。もっともっとフランス歌曲を広めたいと思いながらも、人の好みはいろいろなので、閉じたサークルで聞かれるだけなのが残念ですね。

声楽の生徒さんは20〜30代の方が多く、将来が楽しみな伸び盛りです!今年も楽しんで音楽しましょう!私も頑張ります!
posted by マカロン at 09:49| Comment(0) | 声楽