2020年01月13日

フランス語をマスターするための最強の方法は?

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。今日は、果たして「フランス語の上達への近道はあるのか?」という話です。

結論から言うと、そんなものはありません。レベルや強化したい部分によって、様々な方向からのアプローチがあります。色々な方法を組み合わせながら、スパイラル状に上達していくというのが王道でしょう。

文法を強化したいのに、スピーキングやリスニングをしても、まったく効果がないとは言いませんが、効率が良い方法とは言えないでしょう。リスニングだけでも、アウトプットの能力が上達することはありません。

シャドウイングも、言葉の抑揚やリズム、区切りなどに慣れるという点では良い方法ですが、これをやったからといって、文章を書いたり話したりするアウトプットがすぐにできるようになるわけではありません。辞書を引いて単語の意味を確認したり、文章全体の意味や情景を理解して行うなど、いくつかの点に注意しながら行えば、ネイティブに近い抑揚で話す基礎作りにはなるでしょう。

フランス語ではフランス語の総合的な理解度を確認するために、ディクテ(書き取り)を行います。ディクテを行うことによって、次のような点を確認することができます。
1)文法の確認
2)コンテクストから適切な語を選択できるか

文法に関しては、性数の一致、時制の一致などが正しく理解できているかを確認することができます。また、フランス語には同音異義語が多いので(日本語ほどではありませんが)、意味に沿った単語を選べているかどうかが試されます。

フランス語の発音は、ほぼ規則通りなので音を聞き取れればある程度のスペリングはできると思いますが、書くけれども発音しない子音や、同じ発音だけれどもスペルが異なる母音や子音がありますので、やはり前後の文脈から適切な語を選択する能力がなければいけません。ここでも語彙力が必須になります。

ディクテは、書き取るテクストの内容をレベル毎に変えれば、どのレベルの到達度でも確認することができます。(ディクテのやり方については、後日お伝えしたいと思います!)

語学の勉強には、たった一つの方法で短期間で上達する方法というのは存在しません。「これさえやれば、あなたも英語がぺらぺらになります!」という宣伝文句には、どうぞくれぐれもご注意ください!


タグ:勉強法
posted by マカロン at 20:01| Comment(0) | フランス語

2020年01月12日

新年が明けた後の一週間の様子

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

ピアノのレッスンに通ってくださっている保護者さまと生徒さんたちの親睦会を兼ねた新年会も終え、1月6日から、以前と同じ日々が始まりました!今週は、年末年始にたっぷりお休みした生徒さんたちのレッスンが目白押しで、本当に忙しく、ブログの更新がご無沙汰となってしまいました。

ピアノの生徒さんたちは、3月の発表会に向けて練習を開始しました。1週目のレッスンでは、生徒さんそれぞれと話をして、みんながそれぞれ目標を決めて発表会に望みます。手首の使い方をマスターする、指の第1関節が反ってしまわないようにする、強弱をはっきり出せるように力加減をマスターする、両手での演奏をできるようにするなど、各生徒さんが、今の段階でまず習得すべき部分を意識して曲を仕上げていけるよう、お手伝いできるのを楽しみにしています。

フランス語の生徒さんたちも、それぞれに目標を決めました。留学のために課されているDELF試験のような、絶対にクリアしなければいけない目標もありますが、「フランスへ旅行に行き、アパートを借りて自炊をする。その際にスーパーではなく市場へ行き、フランス語でコミュニケーションを取りながら必要なものを買えるようにする」や「フランスの文化を言葉を通して学ぶ」という方もいて、生徒さんの目標や夢の達成のお手伝いができることを心から嬉しく思っています。

声楽の生徒さんも忙しい仕事から解放されて、久しぶりにレッスンに来てくれました。私のところには、大学在学時から通い始めて、もうずいぶん長い生徒さんです。かれこれ10年くらいでしょうか。一度はプロを目指したものの、独り立ちしたい、でも歌では食べていけないということで教員の道を選び、今は合唱やオペラなど、アマチュアとして音楽を楽しんでいます。声楽の生徒さんは、仕事を始めると同時にレッスンに来られなくなってしまうのですが、彼女は細々と私のところに通ってくれています。伴奏のためにいつもピアニストの方が一緒に来てくださり、ひとしきりおしゃべりもして楽しい時間を過ごしました。

新年開始から第1週の楽しい時間についてのたわいもないおしゃべりにお付き合い頂き、ありがとうございました!

posted by マカロン at 09:27| Comment(0) | 日記

2020年01月04日

多読学習のすすめ

大倉山のピアノ教室、フランス語教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。ブログをご覧頂きありがとうございます。三が日も明け、年末年始の9連休も残すところ2日となりました。今日、フランス語のレッスンで仕事始めでしたが、明日はピアノの生徒さんとその保護者の方との親睦会兼新年会です!

さて、今日の話題は、フランス語の勉強法の一つ、多読学習について簡単にまとめてみようと思います。

多読学習は、初級の文法を一通りマスターし、さらに語彙も増えてきて、これからどんな勉強をしたらブラッシュアップできるのか、思案中の方にお薦めの学習方法です。

多読学習のメリットは、内容全体の要点を掴む力を養える点でしょう。多読学習のプロセスを通して、様々な単語の意味や正しい用法を、フランス語のまま意識せずに覚えていくことができるようになります。

多読学習の方法は、ジャンルを問わずに、ある程度まとまった文章を辞書なしで読むだけです。けれども、学習者のレベルに合わせた文章でなければ学習効果は上がりません。学習者のレベル毎に使用される単語や文法に制限がありますので、どのような物を読んだら良いかということは指導者と相談してみると良いでしょう。

多読学習を続けていくことで、初めて目にする単語や熟語が出てきたとしても、前後のコンテクストから大体の意味を推察できるようになります。日本語の文章を読んでいても同じことが起きますね。また、書き手の意図や感情を汲み取る理解力も向上していきます。

読むことにプラスして、要点を最後にまとめるという一手間を加えることで、さらにブラッシュアップすることができます。そのときに気をつけていただきたいのは、文章中にある単語を一切使わずに簡潔にまとめるという訓練するということです。この方法は、フランス語の運用力を高めるため、フランスの国語の授業でも行われています。語彙力強化にもなりますし、フランス語らしい表現のための必須項目です。私も大学に入る前のフランス語の授業でたくさんやらされました!

フランス語には同義語がたくさんあり、同じ語を繰り返し使わずに、同じ意味を持つ異なる単語や言葉に置き換えます。その理由は、文章を書く際に、フランス語では同じ単語を何度も使うことを嫌うからです。

日本語は同じ単語を繰り返し用いて意味を強化していくことを好みますが、ここがフランス人の思考回路と日本人の異なる部分と言えるでしょう。外国語を勉強するということは、このような考え方の違いを学び、受け入れていくという作業も含んでいます。異文化理解という枠においても、外国語学習というのは大切です。日本では外国語教育というと英語学習のことであり、英語に偏りすぎていることは異文化理解という観点からは、かなり特殊な状況なのではないかと思います。

それはともかくとして、フランス語に限らず、あらゆる言語習得に役立つ方法ですので、興味のある方は是非試してみてください。
posted by マカロン at 16:02| Comment(0) | フランス語