2019年11月24日

ダメだしする必要ってあるのでしょうか

大倉山のピアノ、音楽、フランス語の教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。

私は日頃のレッスンで気をつけていることがあります。それは、子供たちが自分で考えて行動できるように、お手伝いをするということです。要は自立・自律できるお手伝いということです。

もちろんピアノも上手になってもらいたいとは思っていますが、それよりもまず、自分で自分の行動を客観的に観察できるようになること。それができれば、こちらが手取り足取り教える必要がなくなります。これは、ピアノだけでなく、生活のあらゆる場面で役立つことですね。

例えば、自分で合格を決めること。
小学2年生のBちゃん。暗譜の宿題が出ていたのですが、音が落ちていたり、強弱を完全に忘れていたり、あまり上手にできていませんでした。

私が「これで合格でいい?」と聞くと、Bちゃんは、しばし考えた後、「もう1回やってくる。」と答えました。
「なぜもう一度やって来ようと思うの?」の質問には、「(指で示して)こことここのところがきちんと弾けていなかったから」と自分の演奏を分析していました。自分でよくわかっているのですね。

逆に、こちらが「これじゃ、ダメよ。やり直し!」と言ったら、反発するだけかもしれません。

小学3年A君のある日のレッスンでは、曲を弾いた後に、自分で自分の演奏を批評してもらいました。

こちらが感心するほど、弾き間違えた音、テンポの指示を守れていなかったところ、強弱など、できていなかったところを全部言い当てていました。

別にこちらがダメ出しをしなくても、自分の演奏をよく聴いていて、全部わかっているのですね。

「あーしなさい、こーしなさい」と教師からのダメ出しのし過ぎは、生徒さんたちのやる気を減退させる原因になるのかもしれません。以前は、私もこういう教え方をしていました。反省です。
posted by マカロン at 17:44| Comment(0) | ピアノ

2019年11月23日

第1段階を超えた生徒さん

大倉山のピアノ、音楽、フランス語の教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。今日もレッスンの様子を綴っていきたいと思います。

私:「今日は何を聴かせてくれるの?」
A君(小3):「いつも家では、これやってから、次にこれをやって、最後にこれやってる!」
私:「じゃ、その順番で今日もやる?」
A君:「うん」
ということで始まったその日のレッスン。

 先週はスタッカートがうまくいかなかったので、どうやったらスタッカートがうまく弾けるのかを考えよう!を自分に宿題として課して帰りましたが、今日のレッスンではさらっと完璧に弾いてくれました。

「おお!すごい!完璧!!!!で、どうやっておうちで練習したの?」と私が聞くと、照れたように「いつもとおんなじだよ。」と、答えはそれだけでしたが、褒められて満足な様子。

 このところ急速に落ち着いてきたA君は、レッスンで言われたことを自分で楽譜に書き込み、練習の仕方を私に確認して、1週間でクリアすべき課題として練習できるようになりました。念願の独り立ちです!
 
 もうここまで来れば、私の役目はほぼ終わりかな?と、ほっと安堵しています。ピアノは自分のために弾くということがやっと理解できるようになって、楽しさもわかってきたようです。よかった、よかった。
posted by マカロン at 15:25| Comment(0) | ピアノ

2019年11月19日

異なる文化圏の理解には、言葉以外のものも必要です。

大倉山のピアノ、音楽、フランス語の教室「スタジオ・ユールhttp://www.studio-jul.com 」の川田です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。

11月半ばだというのに、とても暖かく、少し動くと汗ばむ陽気となりました。しかし、インフルエンザも流行りだしたようです。

今日は、ピアノのレッスンについてではなく、フランス語のレッスンの様子を書いてみようと思います。

フランス語のレッスンは、基本、個人レッスンで、各生徒さんの希望に応じてレッスンのペースやレッスン内容を決めていきます。レッスン時間も生徒さんのレベルによって、1時間〜1時間半と幅があります。

生徒さんの年齢も、中学生から70歳代までと幅広く、中学生は学校の授業の補習、学生さんは留学を目指して、社会人の方は資格試験を目指して頑張っています。

50代以降の生徒さんは、人生の楽しみとしてフランス語を選んだ方々が大多数です。人生の中でも特に忙しい30歳代後半から40歳代の生徒さんは、残念ながら一人もおりません。

もっともレベルの高い生徒さんは、現在、DELFの試験に向けて準備している社会人で、仏文科の修士号を持っているYさんです。語彙力・文法の知識もかなりあり、読むことに関しては問題ありません。

彼女の一番最近のレッスンでは、「日本料理の紹介をする」と題して「おでん」についてプレゼンしてもらいました。文法やより簡潔な言い回しなどを確認した後は、私からの質問に口頭で答えるという練習をしました。

日本文化をフランス語に訳すのは、実はとっても大変です。なぜかというと、異なる文化圏の間には大きな隔たりがあり、単語と単語を交換すれば解決するという問題ではないのですね。文化的背景を知っておくことが大切です。そうすれば、訳していく際の助けになります。

今回のレッスンの「おでん」も、さつま揚げやちくわというフランスには存在しない食材をどのように表現したらよいのか、試行錯誤しました。

ちくわとちくわぶの違い、さつま揚げとつみれの違い、こんにゃくの食感や原料など、皆さんだったらどう説明しますか。
posted by マカロン at 20:05| Comment(0) | フランス語